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僕らは生まれた時、一冊の本を与えられる。
-役割を与えられた主役と、空っぽの脚本をもった脇役が紡ぐRPG
僕らは生まれたときから、
一冊の本を与えられる。
僕らの世界、生きる意味、運命、
それらすべてが記された戯曲、
『運命の書』。
全智の存在、ストーリーテラーが
記述したその『運命の書』に従い、
僕たちは生まれてから死ぬまで、
『運命の書』に記された役を演じ続ける。
それがこの世界のひとびとの生き方。
だからさ、教えて欲しいんだ。
空白の頁しかない『運命の書』を
与えられた人間は、
いったいどんな運命を演じて
生きていけばいいのだろう?