大地が崩壊の一途をたどる世界。
そこでは人を中心に、
トカゲやケモノと呼ばれる亜人種たちが生活している。
そんな彼らの世界では、
それぞれの言語で「神」と称される存在が語り継がれてきた。
だが、それらはすべて憶測の域を出ておらず、
誰もがその真実を知るものはいない。
唯一の手がかりは、大地の奥深くにいる、ということだけだった。
一行は都市に集い、神を求める旅をはじめる。
彼らは旅の中で、語り継がれていなかった歴史を知り、
その源流へと漕ぎ出していくこととなる。
それは深き、深き、旅路。
果てに待つは、光か、無(ゼロ)か――――